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第43回市民フォーラム「鳥取の海を知る」~科学的視点から健康増進問題・生態環境問題の解決へ~
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- 開催日:
- 令和4年10月22日(土)
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- 開催時間:
- 13:00~16:00
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- 場 所:
- パレットとっとり市民交流ホール
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- 参加費:
- 入場無料(事前申込または当日受付)
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- 主催:
- 日本農芸化学会中四国支部
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- 共催:
- 鳥取大学研究推進機構・未利用生物資源活用研究センター
日本農芸化学会中四国支部 支部創立20周年記念
第43回市民フォーラム
「鳥取の海を知る」
~科学的視点から健康増進問題・生態環境問題の解決へ~
主催 日本農芸化学会中四国支部
共催 鳥取大学研究推進機構・未利用生物資源活用研究センター
日にち 2022年10月22日(土)
時間 13:00~16:00
会場 パレットとっとり市民交流ホール
参加費 無料
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開会挨拶 大城 隆(鳥取大学研究推進機構・未利用生物資源活用研究センター長)
1. 藤光 洋志(鳥取県産業技術センター) 13:10~
『鳥取の豊かな水産資源を活用した商品開発』
ズワイガニ、ハタハタ、ケンサキイカ(白イカ)、アカモク。
鳥取県では四季を通じて、様々な水産物が漁獲されます。
鮮魚として流通することも多いこれらの水産品ですが、加工食品として流通している商品も多いですね。
例えば、ズワイガニは茹でガニだったり、ハタハタは干物、白イカは麹漬け、
アカモクは酢で味付けされて販売されていたり。
本講演では、こういった食品加工に関する研究や商品開発について、
鳥取県産業技術センターが関わった事例等をご紹介します。
2. 舟越 稔(海産物のきむらや) 13:50~
『海藻加工食品・健康食品の開発と機能性研究』
株式会社海産物のきむらやは、鳥取県境港市に所在し、食品製造業を営んでいます。
主力商品は、オキナワモズクを味付けした食品であり、
その他、鯵の南蛮漬など海産物を加工した食品を製造・販売しています。
加えて、当社の工場にて海藻の成分・フコイダンを抽出・精製し、その機能性の解析を続けています。
今回の講演では、商品開発・フコイダン研究・萌芽研究の3つの活動について、
最近の進展についてご紹介します。
3. 太田 太郎(鳥取環境大学) 14:40~
『豊かな水域環境づくりに向けて』
鳥取では多様な水産物が水揚げされ、これらの水産物は漁業者の収入となるだけでなく、
加工、流通さらには観光などの様々な経済事業の基点ともなっています。
豊かな水産資源を育む海を守ることは、豊かな地域社会を構築するためにも 必須の課題です。
本発表では、海の生産の場として重要な極沿岸域の保全に関し、
藻場の荒廃の原因となっている‘ムラサキウニ’のお話しと、
稚魚期に極沿岸息を育成場として利用する川魚‘アユ’に関する研究事例を紹介します。
4. 八木 寿梓(鳥取大学研究推進機構) 15:20~
『未利用・低利用資源の発見・有効活用』
鳥取県内で得られる低利用・未利用資源に着目し、
人の健康に貢献すること、地域に貢献することを目的として、
海藻・魚廃棄部位の付加価値向上を目指して研究を進めています。
本発表では、現在行っているいくつかの研究を紹介し、
新たな魅力や可能性についてお話します。
鳥取大学ではこの取り組みを推進すべく、
未利用生物資源活用研究センターを令和4年4月に設置しました。
閉会挨拶 有馬 二朗(鳥取県代表幹事)
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問合せ先
八木 寿梓(鳥取大学研究推進機構・未利用生物資源活用研究センター)
TEL: 0857-31-5269
MAIL: yagi@tottori-u.ac.jp
※参加申込みはリンク先のフォームからかメールでお願いします。
当日参加も受け付けます。